タイヤの空気圧と燃費について

タイヤの空気圧は月に一度くらい点検して見ておくべき項目です。空気圧が低すぎるとタイヤが変形して摩擦が大きくなり、燃費が悪化します。高価なタイヤでも空気圧が適正でないと燃費が悪くなることがあります。

空気圧が低いと、ころがり抵抗が大きくなるため、摩擦が大きくなってしまいます。

逆に、空気圧を高くしすぎると、タイヤの中央部が編磨耗したり、タイヤに大きな負荷がかかり、タイヤの寿命が縮んでしまい、危険です。

■空気圧の適正な数値とは

適正な空気圧については、運転席側のドアを開けた内側にシールが貼ってあり、記載されています。この数値に合わせるには、ガソリンスタンドなどで空気入れのメーターを使用して合わせます。

丸い空気のタンクの形の空気入れの場合は、タイヤにホースを接続後、空気を送り込むレバーを押して適正な空気圧になったら手を離します。

据え置き型の空気入れ機の場合は、あらかじめダイヤルで空気圧を合わせておいて、ホースを押し付けることで空気を入れます。

いずれも入れすぎた場合は空気を抜くレバーを押して空気を抜きます。このようにして空気を適正な数値に合わせるようにします。

空気圧の合わせ方としては、ぴったりに合わせるのも悪くないのですが、プラス0.2くらい多くしておくと良いでしょう。少しだけ高めにすることで、少しずつ抜けていく分をカバーできるので、空気圧が低くなるリスクを避けられます。

■燃費の良いタイヤとは

ころがり抵抗を小さくすれば摩擦が減って、燃費は良くなります。タイヤの材料であるゴムにシリカなどを混合し、ころがり抵抗テストの数値が良いタイヤを各社で開発しています。低燃費タイヤを装着することで燃費の向上が期待できます。

■燃費の良くなる運転をする

・急加速をしない
急発進や急加速をしないことで燃費は良くなります。

・過剰な荷物を載せない
荷物を積みっぱなしにしていると、積載重量が燃費を悪化させますので、使わないものを下ろすと良いでしょう。

・アイドリングを少なく
信号待ちなどでアイドリングをしているときに燃費が悪化しますので、信号待ちでエンジンを止めるようにすると燃費が良くなります。また、長時間の停車中にもエンジンを止めることをお勧めします。

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