燃費のよくなる運転のしかた

現在、ハイブリッドカーが圧倒的な低燃費で人気になっていますが、その反面、車両の価格が高く、一般のガソリン車との差額を埋めるには相当な距離を走らなければ元を取れない場合が多いです。それならば、やや低燃費のガソリン車を安く購入することでトータルの出費はむしろガソリン車が安くつくこともあります。

燃費の良くなる運転をすることで、さらにハイブリッド車との燃費の差を縮めることが可能です。

燃費はエンジンの使い方と運転のしかた次第で良くなります。燃費が良くなる運転のしかたとはどのようなものでしょうか。

・エンジンの回転数を適切に維持する
燃費の良さはエンジン回転数が低めのほうが有利です。エンジンが高回転だと燃費は非常に悪くなります。なるべくエンジンの回転数を一定に保ち、回転は低すぎず高すぎず適度な回転数をなるべく維持すると良くなります。

・速度を一定に保つ
速度はエンジンの回転数と連動しているため、速度を一定に保つことでエンジンの回転数も低めのままで維持でき、結果的に燃費が良くなります。あまり遅すぎると効率が悪くなって燃費が悪化しますので、時速50~80km/hくらいを維持して走れれば燃費が非常に良くなります。また、高速道路でも80km/hほどの速度がベターです。100km/h以上では車の空気抵抗が増えるため、また燃費が落ちてしまいます。

・急加速をやめる
加速をするとエンジンの回転数が上がり、燃費はやや悪くなります。急加速を避けることで燃費が向上するのでマイルドな運転をしましょう。

・アイドリングを信号待ちなどで止める
アイドリングとは信号待ちなどでエンジンが待機状態のことを言います。アイドリングを止めるとはエンジンを止めることをいいます。アイドリングを止めることで燃料消費が止まり、燃費が良くなります。ハイブリッド車も信号待ちではアイドリングストップしていますので、燃費性能が良いのです。

・マイルドなアクセル操作をする
アクセルを踏むときは急激に床まで踏んだりすると燃費が悪くなります。アクセルはじわーっとエンジン回転がついて来るだけ踏むようにします。急加速をしてしまうとブレーキを踏んで速度を抑える必要があり、無駄な燃料を消費しますので、マイルドにアクセルを踏んで必要な速度になったらアクセルを維持するようにします。

・エンジンブレーキで減速する
エンジンブレーキはアクセルを踏まずにペダルから足をはなすと弱いブレーキがかかる効果があります。エンジンブレーキでは燃料がストップするので燃費が良くなります。

これらの運転のしかたをすれば、燃費が良くなりますので、経済的なカーライフになります。

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