中古車を買うのにかかる費用と節約方法

中古車を購入するとき見積書に非常に多くの費用項目がありますが、その多くが税金と代行費用です。それらについてまとめました。

・自動車取得税
年式が古くなるごとに徐々に減る取得価格に対して課税され、取得価格が50万円以下なら免税になります。

・自動車重量税
車検の際に法定費用としてかかります。車両の重量に対してかかる税で、車検が残っていれば車両価格に含まれていて支払う必要が無いことが多いです。

・自賠責保険料
車検の際に加入が必須となっている強制保険です。重量税とあわせて法定費用と呼ばれます。損害賠償に備えて加入します。

・自動車税
毎年4月1日時点の所有者に支払い義務があり、排気量が大きくなることによって増額となります。

・リサイクル料金
最終所有者が車を解体処分する際に負担することになっている預託料金です。リサイクル料を納付した証明書であるリサイクル券をオーナーごとに引き継いでいきます。中古車を買うと、前オーナーから新オーナーに引き継ぎ、料金の負担者である新所有者が旧所有者へリサイクル料金を支払うことになっています。

・車両本体価格
車そのものの代金です。

・消費税
車両本体価格と見積もりの販売店の手数料に対して課税されます。

・登録に伴う費用(諸費用)
車検代行費用、車庫証明代行費用、名義変更代行費用など登録に関する費用です。車庫証明は自分で行えば節約が可能です。

・その他費用
整備費用、納車費用など販売店に代行手数料を支払います。納車費用は自分で取りに行けば節約が可能です。

・任意保険料
見積もりとは別に任意保険に加入するとかかります。自賠責保険でカバーしきれない賠償額になる場合に入っていないと支払えないので補うために加入します。

■購入費用を節約する方法

・車庫証明を自分で取得
月極め駐車場の場合は、不動産屋に賃貸していることの証明書に記名押印してもらい、自宅の管轄の警察署へ申請書を作成して提出します。駐車場と自宅の位置関係、駐車場内の駐車場所の図を添付します。警察署に支払う代金は3,000円弱で、不動産屋に支払う賃貸証明書代3,000円~5,000円の費用はかかりますが、車庫証明書の取得代行費用1万5千円程度の節約になります。申請書類を警察署にもらいに行き、書類を作成し、提出し、数日後にとりに行くという手間がかかりますが、書類の記入方法などは見本があり、難しくありません。

・任意保険をネット通販型にする
代理店の見積もり型保険と比較して、条件にもよりますが半額程度になる場合もあります。任意保険料の負担は大きいので、節約効果は大きくなります。

・販売店に相談して移転登録を自力でする
自力でさせてくれる場合は、名義変更=移転登録をやってみるのも節約につながります。仮ナンバーを借りる必要があります。車検2年付の場合は整備が済んでいれば新規登録(車検)も自力でできます。初めての場合は見学もできるので良く流れを確認して見ると良いでしょう。

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