日産リーフの電費(燃費)はいくらくらいかかるのか

日産の電気自動車リーフを中心とした情報サイト、「NISSAN EV blog」では燃費ならぬ「電費」のユーザーからの報告などの情報が多数寄せられています。

ユーザーによる電費の情報によると、約1000kmを走って1000~2000円前後の電費が平均的な費用のようです。電気代として各家庭での差が大きいのは、契約の内容が違い、夜間電力中心の契約だったりといろいろなので差が開いています。

それでも電気代がかかっても1000kmで2000円なら100円あたり50km程度走行できることになります。100円で50kmという数字はレギュラーガソリンが1リットルあたり100円として比較すると、リッター50kmの実燃費ということになり、驚くべき数字です。

電気の契約によっては100円で100km近く走行できている人もいるのでハイブリッドカーの実燃費の倍以上の走行距離が可能となっています。
ハイブリッドカーの実燃費が25km/Lとすると、倍で50km/Lなので、場合により4倍の100km/Lにも及ぶことになります。一般のガソリン車と比較すると、4倍~8倍程度も走れることになります。

車両本体価格が2倍程度かかり、高い買い物ですが、入手してしまえば燃費の差額で走れば走るほど元を取れることになります。
実際、月間走行距離が5000kmにも及ぶオーナーの例も掲載されていましたが、その方の場合で、月間5000km走行で、電気代が4800円ほどかかっていますが、まさにこの方は100円で100km以上の走行をしています。電費が非常に良いです。

上記の5000km走行する場合で、一般のガソリン車の場合、リッターあたり12.5km走行できるとして400Lのガソリンを消費します。ガソリンが1リットル100円としても、4万円かかる計算です。これを1年継続すると年間のガソリン代が48万円かかるのに対して、リーフですと、6万円弱となり、差額が42万円ということになります。5年間継続すると210万円の差額となります。この方のように、月間5000kmも走行するような場合には車両代の差額は数年で元が取れて、それ以上乗れば乗るほどお得になるということになります。

月間5000kmということは25日通勤で片道100km、往復200kmというような長距離通勤や、仕事で一日200kmを巡回するようなケースにあてはまるので、ありうる数字になります。

電気自動車が普及していけば、電費の安いエコカーとして重宝されることになるでしょう。普及して車両価格がこなれてくれば長距離を走る方にとっては電費の安さが魅力となります。充電は夜間、寝ている間に済ませられるので、航続距離さえ改善されて伸びれば実用性が上がります。将来、一回の充電で一日走れるのが普通という改良型が出たらさらなる普及に近づくかもしれません。

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