燃費のランキング比較サイト、「e燃費」を見ると、燃費が最も良い車は、プリウスやアクアではなく、この車でした。↓
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意外な車種が一位となりました。アクアでもプリウスでもなく、プロボックス、しかもディーゼルです。しかもマニュアルでターボということです。意外ですね。
ディーゼルエンジンなので、軽油ですからガソリン車よりさらに1割程度、燃料代が安いのも加味すると、断トツで燃費が安いということになります。
リッターあたり1キロと少しの差だけですが、軽油なのでそれだけでも1割ほど燃費が安い計算になります。この実燃費での比較は意外な結果となりました。
そして、この一位を取ったプロボックスより経済的かもしれない車が電気自動車です。
日産の電気自動車リーフを中心とした情報サイト、「NISSAN EV blog」のこちらのページでは、燃費と電費の比較ができるので、ためしにプリウスと比較してみました。↓
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プリウスは上記のe燃費のサイトではリッターあたり20.9キロでしたので、21kmで計算しています。ガソリンは仮にリッターあたり100円で計算しています。
上段は1ヶ月1000km走行時のプリウスのガソリン代で、4762円となっています。
下段は同条件の月1000km走行時の電気自動車の電費で、3463円となっています。
単純比較でも、プリウスよりも1000円以上も安い電気自動車の勝利でした。
車両本体価格は考慮しないで比較していますので、単純に電気自動車が勝つとは言えませんが、燃費の比較では電気自動車がかなり優れていることがわかります。
また、以前の記事「日産リーフの電費(燃費)はいくらくらいかかるのか」でも書きましたが、実電費で約1000km走行で1000円~2000円という報告があります。
この日産のサイトでは数字が控えめの3463円となっていますが、実電費では2000円以下の人もいるわけですので、やはり電気自動車のランニングコストの安さがより優れていると言ってもよさそうです。
もし1000km走行の実電費が1000円前後だとすれば、プリウスの実燃費4762円の4分の1以下ということになり、驚くべき低コストで走行できることになります。
日産のサイトでは控えめに1000kmで3463円としていますが、それにしても3割程度のコスト差がついています。
やはり電気自動車のランニングコストは安さでは一番であるという結論になります。
もちろん、バッテリー交換の時期が来ればかなりの出費となることや、車両代が高いということを考えると、プロボックスのトータルコストが短期間では一番安いです。しかし長距離を走れば走るほど、電気自動車の電費の安さで車両代の差額を埋めていくことができます。