ナンバープレートの数字を選べる希望番号制度とは

ナンバープレートでたまに77-77のように4桁の数字が同じ車を見かけますが、あれは偶然にその番号になったのではなく、希望番号制度を利用してそろい目のナンバーにしています。

通常、車のナンバーはランダムな数字の並びになり、覚えにくい数字の羅列になりますが、運がよければ12-34のように覚えやすい数字の並びになることがあります。
しかし、普通は無意味な数字の並びになってしまいますので、すぐに思い出せないといった不都合が生じます。

この数字を意図的に意味のある数字にすることができるのが希望番号制度です。よくあるのが誕生日にしたり、ぞろ目にしたりといった自分の好きな数字にすることが多いです。

この希望番号制度を利用すれば、覚えやすい数字にすることが出来るので、この制度を利用してみてはいかがでしょうか。

■希望番号制度とは

・希望番号制度の概要
希望番号制度は、ナンバープレートの4桁の数字を自由に決めることができる制度で、1999年からスタートして全国で行われています。

・対象車種
自家用車、営業車、自家用の軽自動車が対象になっています。

・希望番号にできるタイミング
いつでも変えることができるわけではなく、一度抹消登録した中古車を新規登録する場合と新車を新規登録する場合や、引越して運輸支局の管轄が変わる場合、さらにナンバープレートが破損・汚損・欠損した場合に変更が可能です。

■希望番号でも抽選になることがある

希望番号制度には抽選対象希望番号と、一般希望番号の二種類があります。

抽選対象希望番号は、以下の13種類あります。
1、7、8、88、333、555、777、888、1111、3333、5555、7777、8888

これらの数字は人気が特に高く、希望が集中するため、抽選で取得するようになっています。これらの数字を希望する場合は毎週月曜日に抽選で希望者の中からコンピューターがランダムに抽選して決まります。

さらに地域によってこれらに追加して抽選になる番号もあります。
・品川、横浜、大阪、神戸の3
・品川の5
・神戸の55

これらの地域での人気が高い数字も抽選対象になっています。

これら以外の数字であれば、抽選は無しで選ぶことができる一般希望番号となります。しかし、すでに他人に使用されている番号は選べないことになりますので、必ず取れるとは限りません。

・よくある人気の数字
上記以外のぞろ目、2000などの年号、1188(いいパパ・いい母)などの語呂合わせなど、よく見かけます。

■希望番号の申し込み方法

希望番号を申し込むには、陸運支局にある希望ナンバー予約センター、またはネット上での申し込みが必要です。

一般希望番号は即日使用できますので、交付手数料を支払って予約済み認証を受け取ります。それを持って陸運支局・軽自動車検査協会で登録届けを出してナンバーを発行してもらいます。

抽選対象希望番号の場合は、予約申し込みをした翌週の月曜日の抽選結果で当たれば、以降は上記と同じ流れでナンバーを発行してもらえます。

また、希望番号は受注生産となっているので、通常のナンバープレートよりも発行の交付手数料が高いので注意が必要です。それぞれの自治体で手数料が変わるので、陸運支局またはネットで確認をするようにして下さい。

リンク⇒希望番号申込サービス

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