車の買い替えに適したタイミングはいつか?

新車を購入してから何年目で、走行距離がどのくらいに売るのが良いかは諸説ありますが一番良いのは乗りつぶすことだという人もいます。
乗りつぶすとしたら何年乗れるかということになりますが、日本車は頑丈で壊れにくく、10年程度は余裕で乗れる車が多くなっています。

日本車といえば、中古車になっても程度が良く輸出先の海外では日本車は非常に人気があり、走行距離30万km程度は普通に乗られています。
そこまでではなくても、メンテナンス次第で、乗りつぶすまで20万km程度は乗れる可能性があります。年間1~2万km乗るとして年数で10~20年程度は乗れることになります。

新車価格が200万円として、10年乗れれば年間20万円の出費です。これを基準に考えると、平均して年間20万円ずつ値下がりするということになります。
実際には買取価格が高いのは3万kmまでといわれていますので、年式が新しく3万km以内なら高く売れる可能性が高まります。

走行距離が10万kmになるとタイミングベルト仕様の車種はベルト交換時期になるため、7~8万kmで手放した方が余裕があって査定も多少は高くなります。

中古車としての人気車種ほど高く売れるので、人気車種を3~4年ごとに乗り換えた場合、値落ちが緩やかであまりお金がかからなかったという体験談もよくあります。
そのような車は値落ちの緩やかになった年式の中古車を乗り継ぐというのも一つの方法です。リセールバリューの高い車の乗り継ぎということです。
ただし、購入時の諸費用がかかりますので、短期間での乗り換え回数が増えるほど出費もかさむことになります。

乗り換え予定の車が中古車の場合、車検がついていないか残りわずかの場合は車検費用がかかるため、それも計算に入れなければなりません。

車齢が13年(ディーゼルは10年)を超えると重量税と自動車税が1割程度アップするため、年間数千円ですが多少の出費増となり影響が出ます。

■下取り・買取価格の高い車とは

買取価格が高いのは現行車種、つまりモデルチェンジをしていない車です。新車から3年以内で走行距離も3万km以下だとなお高く売れるでしょう。
それでも車種にもよりますが、購入額の半額以下になることが多くなります。購入額の6割程度あれば高い方だといえるでしょう。
軽自動車など人気のあるカテゴリーや車種では5割以上の高値で売れる場合もあり、リセールバリューの高い車を選んで購入するというのも一つの手だといえるでしょう。

ただし、ローンを完済しないうちに売ると、残債が残る場合がありますので売却を慎重に検討した方が良いでしょう。

また、車の値段がつくのは6年目までといわれていますので、6年程度乗って、査定がほとんど値段がつかない場合は、乗りつぶすまで乗った方が元が取れる場合もあります。

■まとめ

買い替えのタイミングは車種により違いますが、人気車種であるほど買取価格が高くなるので有利になります。
値落ちの少ない中古車を乗り継ぐというのも一つの方法です。

また、出費の少なさでいえば、新車価格の半値以下の高年式の中古車を乗りつぶすというのもまた一つの方法です。
新車価格が200万円の車を3年落ちの中古車で買う場合、半値の100万円で購入し、7~8年ほどで乗りつぶすなら車両代は年間15万円以下の出費ですむことになります。

買い替えに適している車はローンの完済している車を、買取価格の高いうちに売却することがおすすめとなります。

乗り換えたい車があって、今の車が高く売れるならそれが一番のタイミングとなります。

車の売却は複数の買取業者に一括で査定の依頼を出せる一括査定サイトがおすすめです。
一番高く査定額を出してくれた業者に売却することができるからです。その売却して得られた資金で、欲しい車に安く乗り換えることができれば買い替えのタイミングは良かったということになります。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です