ハイブリッド車が人気の理由とメリット・デメリットは何か?

プリウスやアクアに代表されるハイブリッド車は新車はもちろん、中古車になっても非常に人気があります。

ハイブリッド車とは、動力が複数ある車のことで、通常はガソリンエンジンと電気モーターの2つの動力がある車のことをさします。海外ではディーゼルエンジンと電気モーターの組み合わせが多いのですが、ハイブリッドとは「混合する」という意味の英語です。動力を2つ持っていて、混合して使うということです。

モーターを動かす電池と、電池を充電する発電機が搭載され、減速時などに発電しながら効率よく電池へ充電しています。

■ハイブリッド車が人気の理由とメリットは?
ガソリンエンジンの燃費が悪くなる原因は、アイドリング状態または低速走行を繰り返すときに燃費が悪くなります。アイドリングや低速走行に弱いということは、ガソリンエンジンは渋滞が弱点ということです。渋滞するとエンジンは動き続けてガソリンをどんどん消費してしまいますので、効率が悪いのです。

ハイブリッド車なら、渋滞中はエンジンを止めて、電気モーターだけで走ることができますので燃費が良くなります。ハイブリッド車は渋滞や低速走行に強い電気モーターを併用することで低燃費を実現しています。この低燃費が人気の理由で、ガソリン代の出費が少なくて済むからです。信号待ちなどで停止中にエンジンが止まっていると車内がとても静かで、それがまたいいという好感度にもつながっているようです。

また、中古車になっても人気が高いため、売却する際のリセールバリューが高い点もメリットです。

■ハイブリッド車のデメリットは?またデメリットを補う方法は?

いいことづくめのようなハイブリッド車ですが、デメリットは車の価格が高いということです。ガソリン車との価格の差が大きいため、低燃費のガソリン代の差額で元を取れない場合もあります。

中古車になってもガソリン車に比べて高いのは変わらず、車両価格の差額の元を取るには相当な距離を走らないといけないことになります。

もし車両の価格差が50万円の場合、燃費がリッターあたり10キロのガソリン車と20キロのハイブリッド車ではガソリン代が半額になるので、ガソリン1リッター120円の場合なら1万キロごとに6万円ずつ元を取れる計算になります。すると8万キロで48万円分ということなので、なんと、8万キロ以上走行しないと元が取れないという結果になります。(リッターあたり37キロなどのカタログ値は平坦な道を継続走行した場合の数値なので、実際には半分程度の20キロ前後に落ち着きます。もしリッター30キロ走れれば6万キロ強の走行で元が取れますが、それでも6万キロ必要ということです。)

ただし、これはどちらも乗りつぶした場合の計算なので、売却時の査定額に差があればあるほど、ハイブリッド車はお徳になります。

ハイブリッド車の価格が高いデメリットを補うには、売却時に高く売れる特徴を最大限に活用することがポイントになります。

車を高く売るには、複数の買取専門店に同時に査定を申し込める一括査定サイトの利用がおすすめです。一括査定サイトの利用が高く売るために有効なのは競合他社にお客様を取られないよう、限界に近い金額をはじめから提示されるからです。その中でも一番高く査定してくれた買取店に売却すれば良いというシンプルな方法だからです。ハイブリッド車は中古車市場でも人気が高く、買取店でも積極的に高値をつけてくれるケースが多くなります。なのでハイブリッド車を売却する場合も一括査定サイトの利用をおすすめします。

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