中古車を購入してから納車までに、準備することや用意すべき書類が多いので、ポイントをまとめてみました。
■車種を決め、予算を準備
・車種を決める
ライフスタイルに合わせて、必要な乗車人数や室内の広さなどを考えて車種を決定します。予算に合う車を複数ピックアップしましょう。
・予算を決める
車種が決まったら、予算の上限を決めます。車両本体価格以外にも、諸費用がかかるので、車両本体と総額をおおまかに把握します。
・乗り換えの場合は売却して資金を作る
下取りや買取で今乗っている車を換金したらいくらになるのか、把握します。それによって不足する金額がわかり、用意すべき金額も確定します。
・不足金額の準備
売却により用意できる金額と購入価格の差額を預貯金から現金で用意するか、ローンで借り入れをするか決めます。
■中古車販売店で購入
・ピックアップした車の下見を予約する
複数の車をピックアップしている場合、在庫として残っているかを確認し、下見を予約します。予約することで展示場内で見やすい位置に移動してくれるなど、店舗側も準備ができます。準備が整っている場合、車の状態について詳しく説明を受けられたり、展示場が広ければ試乗ができたりすることもあります。
・ピックアップした車を見に行く
現車を店舗に見に行きます。車の状態、内装や外装をチェックします。わからないことがあれば質問をして疑問点を解消します。納得出来ない場合は他の車を検討しましょう。
・納得の一台を見つけたら契約する
予想通りの車であれば、購入を決め、契約します。購入前に、疑問点は必ず解消しておきましょう。
■納車までの準備
・代金の支払い
現金払いまたは自動車ローンを組みます。ローンのおすすめは金利の安い銀行系のマイカーローンですが、審査などの時間がかかることを計算にいれておきましょう。
・車庫証明書を用意(自分で用意する場合のみ)
代行費用を節約するなら、車庫証明書は自分で取得しましょう。手間と日数がかかるので代行費用が1万円~2万円かかりますが自分で取得すればその分の費用が浮きます。まず警察署に申請用紙を取りに行き、不動産屋に車庫の賃貸証明を作成してもらいます。申請書を作成し、警察署に申請し、約4日後に受け取りに行きます。
・印鑑証明書を用意
印鑑証明書は実印を役所に登録している印影の証明です。まだ登録していなくても、登録の当日にも取得できますので実印にする印鑑を持って役所に登録に行き、証明書を取得します。
・その他必要書類は店舗が用意
通常は店舗に名義変更を依頼しますので、書類も大半は店舗が用意してくれます。必要な署名、押印を店舗で済ませます。
・名義変更
店舗が代行してくれます。代行費用がかかりますが、店舗にやってもらうのが安心です。
・任意保険に加入
自賠責保険でカバーしきれない損害賠償の保険は安心して運転するために必要ですので納車日に合わせて加入しておきましょう。
・納車される
納車費用がかかる場合は、自分で取りに行けば代行費用の節約になります。スペアキーなどを受け取ります。この納車のタイミングで、スイッチ類の使用方法を質問して教えてもらうようにしましょう。また車検証の名義、住所の記載に間違いがないか確認しましょう。取扱説明書や記録簿もチェックします。面倒でも取扱説明書は読むことをおすすめします。