査定が0円と言われても廃車にしないで数万円で売れる方法

ディーラーに下取り査定がゼロ円と言われてもあきらめる必要はありません。廃車にする前に買い取り専門店の査定を今一度受けてみることをおすすめします。

廃車にしないで買い取ってもらうには二段階のセーフティネットがあります。第一段階は一般の中古車買取専門店の一括査定で、さらに第二段階は廃車でも事故車でも買い取れる専門業者の査定があります。

まず、査定がディーラーでゼロになる理由としては、ディーラーの査定は車種と年式を元にしたデータで大雑把な査定をするため、きめ細かい査定ができる買取専門業者に比べて平均して10万円単位の低額査定になることがあげられます。

そもそもディーラーの仕事はメインが新車販売で、中古車査定にはそれほど精通しているわけではなく、事故車の修復暦などを見抜けないことがあるため、安全策もあって大幅に安い査定を出さざるを得ないのです。

これに比較して、中古車買取専門店は修復暦などは当然判定できるので、逆に修復暦が無いとなると再販価値を見出して高額査定をつけることが出来るのです。

販売車種の得意分野もそれぞれ違うため、複数の買取専門店に一括査定を出せるサイトを利用すれば、自力で何社も巡回しなくてもよく、一番高い業者に売却するだけでよいのでとても合理的に高額査定を引き出せるのです。

買取専門店の一括査定で満足いく結果が出なかった場合でも廃車する前に第二の査定先があります。廃車専門の買取業者があります。

中古車には国内の需要だけではなく、海外の需要もあります。日本の中古車は程度が抜群に良く、たとえ10年以上前の車で10万キロ以上走っていても、ちゃんと動く車であれば海外へ輸出するという需要があるのです。

第二段階の査定先は、こういった輸出業者による買取一括査定サイトになります。国内に再販売するのがメインの買取専門店とは別の、輸出という販売ルートを持っている買取業者が意外なほど高値で買い取ってくれるケースがあります。

たとえ修復暦があっても、修理して乗れる状態であるならゼロ円にならずに数万円の値段がつきますし、廃車するしかない車でも買い取れることが多いのです。

廃車をディーラーですると処分手数料の名目で数万円を払わされることがありますが、そんな車でも輸出の需要に合えば、数万円で買い取ってもらえることが少なくないのです。

廃車といっても、たとえ事故車でもエンジンや部品をはずして海外での修理パーツとしての需要がちゃんとあるのです。また、パーツとしてだけではなく、鉄の資源としても使えるため、どんな車でも値段がゼロにはならない理由があります。

この廃車買取ルートを知っているのと知らないのとでは、乗りつぶした車の処分費用がかからないだけではなく10万円以上の差がつくこともざらにあります。

たとえばディーラーで査定ゼロ円の車でも、廃車買取専門業者から車体3万円+自動車税・重量税の未経過分の還付金6万円、自賠責保険の解約返戻金1万円で合計10万円になったりするのです。

解体する場合、解体業者がパーツや鉄の資源として買取っています。解体されると中古車の買取とは違って未経過分の重量税も返ってきますので数万円にもなることがあります。

あなたの車には最低最悪でも、鉄の資源やパーツ取りの需要があることを知っておいて下さい。専門業者の存在を知ることで、廃車費用が無料になるだけではなく、売却して現金を手にすることが出来るからです。

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