モデルチェンジ後の新車キャンペーンで狙う下取り査定アップ

新車ディーラーの下取り査定は、買取専門店より安い傾向がありますが、それが逆転する場合があります。それはモデルチェンジ後の新型車キャンペーンで顕著です。

なぜそうなるかというと、新型車の販売促進のために、下取り査定を上乗せするしかない事情があります。

新型車は、そうそう値引きをするわけにもいかず、商談での値引きが限界まで達すると、そこからさらに値引きをするにはユーザーが乗り換える車を下取りで高く買うことで、値引きの効果を出すことがあるからです。

ディーラーとしては、新型車をたくさん売りたい事情があるわけです。そこで、値引きができない新型車の場合に限り、下取り額をアップしてトータルで新車を安く買ってもらうということです。

新型車ではない車では、車両本体価格の値引き額も大きくとれるので、下取り査定はあまり期待できないことが多いですし、実際に買取り店の買取り査定の方が高く買取ってもらえることが多いのです。ところが、新型車のキャンペーン中はこのような事情から、下取りが買取り査定より高くなる場合があるのです。

新車を購入するユーザーの8割近くが買い替えと言われており、新車ディーラーでの下取りか、買取り店への売却かを選択しているということになります。この車を手放すユーザーを対象とした買取専門店が多数、業績を伸ばしているのは、車をディーラーよりも高く買取るように努力しているからです。

もし買取り専門店の査定が下取りより安ければ、ディーラーにすべて持っていかれてしまいます。古い車を手放す客の側としては査定額の安い買取専門店など必要ないということです。買取専門店はディーラーより高く買ってもらえるから存在できているわけです。

なので通常は、ディーラーへ下取りに出さずに買取り専門店に査定に出して、高く買取ってもらうほうがお得なのです。

新車ディーラー側としても、下取りは無理して高くする理由が特に無いわけです。通常の安い価格で下取りをしながら、新車が売れれば良いわけです。実際に安い価格で下取りに出してくれるお客様がたくさんいるからです。買取店の方が高く売れるということを知らないか、実感できていないお客様が多いのです。

新車の値引きを最大にする方法」でも書きましたが、下取りを高く査定してもらうことで、結果的に安く新車を買える場合があります。新車ディーラーとの交渉の最後の段階で、下取り車の交渉をして、買取店の一括査定での最高額を提示して下取り査定の上乗せを頑張ってもらうというテクニックでしたが、それをこの新車キャンペーンでやると効果的なのです。

あと少しで新車が売れるかもしれないという商談交渉になっている時に、その最後の段階で下取りの交渉をし、下取りのライバルとなる買取専門店の査定額を提示して、それと同額以上なら下取りに出すというものです。

このテクニックを新型車のキャンペーン中に使えば良いのです。新型車は値引き幅の制限があるため、それほど車両本体価格の値引きができません。なので、売るために下取りを特別に高くしてくるケースがあり、キャンペーンという理由でうまくいくことがあります。

下取りを通常のように安くしていたら、新車の販売台数を伸ばすことはできません。そこで特別に下取りを高くしても良いという許可のもと、こちらの言い値が通る場合があるのです。ただし、根拠の無い数字では駄目で、買取店がライバルにならなければなりません。事前に一括査定を活用して高額査定を引き出しておいて、その査定価格をディーラーに提示するのです。

この価格以上で下取りをしてくれるなら、新車を買いますということです。キャンペーン中の台数を売りたいときにこのテクニックを使えば、うまくいくことが多くなります。また、専門店の方がそれでも高ければ、そちらに売ることで問題ないわけです。下取りに出さなくても愛車が高く売れたことに変わりありません。

この手法を使ううえで重要なのが事前の一括査定です。一括査定を依頼することで、下取り査定を高くしてもらう交渉の下地を作れます。

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