ハイエースは国内外で人気が高く、売却時も高く売れます

ハイエースは登場から50年近くなるトヨタの人気車種で、毎年15万台が売れ続けています。

■荷物も人もたくさん乗せられるハイエース

ハイエースは基本が商用車なのでデザインが直方体に近い箱型で、室内がとても広く実用性が高いのも人気の理由です。ボディのタイプもロング・スーパーロング、ワイドボディ、ロールーフやハイルーフなどのバリエーションがあり、シートアレンジも豊富です。

商用車としては荷物がたくさん積めるというニーズを満たし、アウトドア派のためにはサーフボードやオートバイや自転車などをそのまま積める楽しい車です。フルフラットシートを可能にしたり、またキャンビングカーのベースにもなります。このように商用車としてだけではなく、カスタム化のベースとしても、またアウトドア派の移動手段としてもとても楽しい車です。

さらに車椅子をそのまま乗せられる福祉車両のベースとしても優れていますので、福祉施設の送迎用などのニーズにも応えています。

■丈夫で長持ちなハイエースは海外でも人気

商用車として絶大な人気を誇るハイエースは、乗りつぶされるまで使われるのが基本で、非常に丈夫ですので20~30万キロ程度は難なく走ります。業者間の市場であるオートオークションでも20万キロ、30万キロのハイエースが出品され、多走行であるにもかかわらず、かなりの高額で落札されていきます。

これほど人気の理由としては、海外での人気の高さがあげられます。ハイエースは特に海外ニーズが高く、30万キロ~50万キロあるいはそれ以上、20年~30年前のハイエースでも整備しながら乗り続けられています。これはハイエースが頑丈で長持ちすることが広く知られているからです。10年10万キロ程度は何の問題も無い上物扱いで、多少の傷みがあっても豊富な修理パーツが流通しているため、それらのパーツとともに海外に輸出されていきます。

余計な丸みがないハイエースの四角いデザインが、いろいろな用途で使われる際の汎用性としての強みになっていることが伺えます。

■人気のあまり、盗難件数も非常に多い

海外での人気の副作用として、盗難される件数も多いです。メーカーとしても対策のため、オプションでイモビライザー搭載をできるようにしていましたが、イモビライザーを搭載してない車が盗難されるということがわかり、ついにイモビライザーが標準装備になってしまいました。それほどに海外での需要があるということの証明になってしまっています。このイモビライザーが標準搭載になってから盗難件数が大きく減少したようです。

■リセールバリューの高いハイエース

人も荷物もたくさん積める、丈夫で長持ち、というメリット以外にも、リセールバリューの高さもハイエースの強力なメリットです。数年乗ったあとに手放す際の買取価格が下がりにくい車なのです。リセールバリューの高い車としてはハイエース、プリウス、ランドクルーザー、アクアなどがあげられますがハイエースは商用車ベースの車としてトップレベルのリセールバリューがある人気車種です。

国内でも海外でも、中古車のハイエースの需要は特別に高く、多走行であろうと取引価格は高値を維持しています。

駐車しているハイエースのワイパーに外国人のバイヤーらしき人がチラシをはさんで行くのを何度も見かけたことがあります。チラシには「この車をもし売る予定がありましたら、こちらで高く買取りますので連絡をお願いします。」と印刷されており、おそらく輸出専門のバイヤーさんがオークションの無い日に営業活動をしているものと思われます。ハイエースは輸出業者が足しげく通ってでも直接買取りたい車種のようです。けっこう頻繁に見かけるので、どうしても買取りたいという熱意を感じるほどです。ハイエースは海外で高く売れるので、オークションでは値段が高騰しており、直接買取で安く仕入れたいということなのでしょう。

■ハイエースを売るなら一括査定サイトが有利

国内はもちろん、海外でも非常に人気のハイエースですが、売却をするなら一括査定サイトを利用することをおすすめします。

海外での需要もあわせてハイエースが高く売れることは買取業者の常識になっているので、競合他社に取られぬようにはじめから高く査定額を出してくる傾向があります。ハイエースといえば買取れば高く売れる、すなわち儲かる車ということになりますので、複数の業者が競合して高く売れる可能性が高い一括査定サイトを利用することで、高いリセールバリューを実感できる満足のいく価格での売却が可能となるでしょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です